【書評・まとめ】鬼速PDCA・図解鬼速PDCA

書評
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どうも社内ニートです。

今回読んだ本は、
富田和成さん著 『鬼速PDCA』・『図解 鬼速PDCA』になります。

この本を読もうと思った動機


私には本業にブログ、勉強といった多くのやりたいことがあり、
月間・年間の目標を立てて毎月振り返りを行っています。

目標は一部達成することはできていますが、
全て達成するには至らないことが続いており、
目標の立て方や、実施の方法が悪いのかなと思っていますが、
特に行動できていませんでした。

そこで、何かいい方法がないか探してみたところ、
この本を見つけたので、読んで試してみようと思った次第です。

著者の紹介

本の著者である富田和成さんは野村證券株式会社に入社後に数々の営業記録を樹立し、
その後株式会社ZUUを設立し、2018年5月に東証マザーズ上場を果たしています。
数々の華々しい記録は個人で、チームで鬼速でPDCAを回してきた結果であり、
本書には鬼速で結果を出していくための、実践的なPDCAの回し方が記載されています。

重要だと思ったこと・まとめ

KGI→KPI→KDI→ToDoへと落とし込んでいく

まずは、1か月~3か月で達成したいゴールを定量化し、
KGI(Key Goal Indicator)とします。
KGIを達成するためにはいくつかの課題があるかと思います。
これらを定量化しKPI(Key Performance Indicator)とします。
KPIを達成するための解決案を考え、Do(実行案)へと落とし込みます。
Doを定量化し、KDI(Key Do Indicator、造語)とし、
実行するのに迷わないレベルまで落とし込みこれらをToDoとします。

私は目標やゴールを立てることは行っていましたが、
定量化することや、ここまで細分化できていなかったことが、
目標を達成できなかった要因の一つなのではと考えます。

検証頻度

Do(実行)を行った結果を振り返る必要があり、
PDCAで言うC(Check):検証フェーズになります。

では、検証を行う頻度はどれくらいなのかというと、

  • KGI:1か月~四半期に1回
  • KPI:1週間~1か月に1回
  • KDI:3日~1週間に1回
  • ToDo:毎日

とあります。
ToDoは検証フェーズではなく、実行フェーズで検証して、
頻度としては毎日振り返るべきとあります。

これらの検証頻度を見ると、私が毎月立てている目標はKDIで、
月に1回しか振り返っていないので、振り返る頻度が少ないことがわかります。
振り返る頻度を週1程度に高めていきます。

上手くいっている要因も突き止める

私個人的かもしれませんが、
達成できた目標よりも、達成できなかった目標に目がいきます。
なぜ達成できなかったのかは考えますが、
なぜ達成できたのかは、この調子で続ければいいだろうと思って終わりで、
今まで考えたことがありませんでした。

上手くいっている要因も突き止めることで、
法則や傾向をつかめば、再現性が高まり習慣化していくとあります。

習慣化することで、自分余裕が生まれ他のことをする余裕が生まれますので、
達成できた目標は上手くいっている要因を突き止め、習慣化に持っていくようにします。

本を読んで行動したこと(しようとしていること)

実際に目標を達成できるのか、
達成できなくても新たな気付きが得られるのか、
身をもって鬼速PDCAを実践していきます。

  • 2020年5月に鬼速PDCAを実践してみる
  • KGI、KPI、KDI、ToDOを決める
  • 3日~1週間に1回KDIを振り返る

最後に

本書を読むことで実践的なPDCAの方法を学ぶことができたと思います。
これから実践していきますので、
実践してみてどうだったのかという事後報告を後程します。

本書ではKGI化、KPI化するにはどうするのかや、
各フェーズごとのやり方が具体例など交えて詳しく記載されています。
詳細を知りたい方は是非お読みになってください。

私は『鬼速PDCA』と『図解 鬼速PDCA』の2冊を読みましたが、
無理に2冊読む必要はないと感じました。
もちろん、理解を深めるのであれば2冊読むべきだと思います。

単純に鬼速PDCAの方法を知るだけなら、
方法やフローが図としてまとめられている『図解 鬼速PDCA』を読むことをオススメします。

『鬼速PDCA』には収録されていない習慣化の章が追加されています。
作者の背景、考えに触れたいのなら『鬼速PDCA』を読むべきだと思います。

この他にも『鬼速PDCA手帳』なるものも販売されています。

まとめ

書籍名
鬼速PDCA
著者
富田和成
こんな人にオススメ
目標の立て方を知りたい
目標は立てるけど毎回達成できない
知ることができる情報
実践的なPDCAの方法

ご興味を持たれたら、是非読んでみてください。

鬼速PDCA

図解 鬼速PDCA

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