どうも社内ニートです。
楽天UN-LIMIT2.0に2020年5月にMNPでY!mobileから乗り換えて、
メイン回線として約4カ月間使用してみましたので、
実際どうだったかのかということをレビューしていきます。
生活圏内すべてが楽天UN-LIMIT2.0の回線提供エリアならオススメです。
楽天UN-LIMIT2.0とは
楽天UN-LIMIT2.0とはドコモ・au・ソフトバンクに次ぐ第4のキャリアとして、
2020年4月8日よりサービスを開始した携帯電話サービスとなります。
楽天モバイルとは異なる
以前よりサービス提供されていた楽天モバイルは、
ドコモ・auの電波を利用してサービスを提供するMVNO形式となります。
楽天UN-LIMIT2.0は提供エリア内では自身の電波を使用していますので、
これまでの楽天モバイルとはサービスの提供形態が異なります。
料金形態も異なりますので、
お申込みの際は間違えないようにご注意ください。
よかったところ
楽天UN-LIMIT2.0を使用してよかったところは4点あります。
- 1年間利用料金が無料
- 契約しやすく、解約しやすい
- 回線速度が常時40Mbps程度でる
- ギガ数がUNLIMIT
1年間利用料金が無料
楽天UN-LIMIT2.0のよかったところは、
なんと言っても1年間利用料金が無料なところです。
ドコモ・au・ソフトバンクの三大キャリアであれば月額5000円以上しますし、
ワイモバイルやUQといったサブブランドや、
格安SIMでも月額2000円くらいはするかと思います。
それが1年間限定ではありますが、
無料で使用できるのは非常にプラスポイントです。
1年間で考えるとかなりの額を節約することができますので、
キャリアの違約金で10,000円程度を支払ってでも乗り換えた方が節約することができます。
もちろん1人あたりの金額なので、家族で乗り換えるとかなりお得になります。
この料金以外に別途通話料はかかってしまいますが、
楽天Linkを使用することで通話料も無料になります。
サービス開始当初はAndoroid用のアプリしかありませんでしたが、
2020年7月にiPhone用のアプリもリリースされました。
ご指摘ありがとうございます。
契約しやすく、解約しやすい
契約する際はインターネットからの申込で完結します。
契約の際に手数料として3,300円かかりますが、
一定の条件を満たすことでポイント還元がありますので、
実質無料で契約することができます。
条件は時期によって異なりますので、キャンペーン内容をご確認ください。
解約の場合は、今までのキャリアは契約に2年や3年という縛りがあり、
その期間中に解約すると違約金がかかる料金形態でした。
楽天UN-LIMIT2.0の場合は契約に縛りはありませんので、
いつでも解約でき違約金が発生することはありません。
回線速度が常時40Mbps出る
朝・昼・夜、平日・休日問わず、
常時ダウンロードで40Mbps以上の速度が出ています。
調子がいいと60Mbps以上の速度が出ていますので、
常に回線速度が速く快適に使用することができます。
カフェなどのWi-Fiに繋ぐよりも速度は速いですし、
テレワークなどで混雑気味の光回線よりも時間帯によっては高速です。
ギガ数がUNLIMIT
楽天UN-LIMIT2.0の名の通り、楽天回線使用時に限りギガ数はUNLMITです。
正確には1日10GBの制限があるのですが、
大容量のファイルをダウンロードしない限りは、
動画や音楽のストリーミングサービスをどんなに多様しても、
1日10GBは使い切れないかと思います。
なので、実質的なUNLIMITと言えるかと思います。
今まで使用していたワイモバイルは月3GBの契約でしたので、
外出先でWi-Fiがない環境で動画を見たりすることはあり得ませんでした。
今はギガ数を気にしなくていいので、
外出先や移動中の電車で動画を見たりしています。
もちろんテザリングも利用できますので、
カフェや外出先で、モバイルルーターの代わりとしても利用しています。
悪かったところ
使用してみて感じた悪かったところです。
悪かったところは2点あります。
- iPhoneユーザには不便さが残る
- エリア内でも圏外になる
iPhoneユーザには不便さが残る
楽天UN-LIMIT2.0はiPhoneXS以降の比較的新しいiPhoneは対応していますが、
iPhoneX以前の比較的古いiPhoneは対応していません。
有志の方がiPhone用にプロファイルを作成して頂き、
古いiPhoneでも楽天UN-LIMIT2.0を使用できるようになっています。
ただし、作業時にはパソコンが必要となります。
My楽天モバイルのアプリがiPhoneに対応していません。
My楽天モバイルを使用することで料金やau回線での残りのギガ数を確認できたり、
今楽天回線を掴んでいるのか、au回線なのか判別することができます。
料金や残りのギガ数はブラウザ経由でMy楽天モバイルにアクセスすることで確認可能で、
電波に関しては、コマンドを使用する必要があり、簡単に確認するこができません。
代替案があるので使うことはできるけど、
iPhoneユーザにとってはひと手間かかるという感じです。
エリア内でも圏外になる
私がiPhoneXを使用しているからなのか、
エリアであるはずの東京23区でもたまに圏外になる時があります。
地下や高層ビルの10階以上はよく圏外になります。
圏外になった場合は、一度機内モードにして、
機内モードを解除すると再度電波を探します。
この方法で大抵は解決しますが、解決しない場合もあり、
この場合は、特定エリアで起こり、後日そのエリアにいくと圏外になるので、
再発性があるためそもそも電波が飛んでいないものと思われます。
ただ、先週までは圏外だったところが、
今週は電波が入るということもありましたので、
徐々に良くなってきているとは思います。
圏外になっても基本的には困りませんが、
QRコード決済を使用できないことには困ります。
無料なので文句は言えないですし、
コロナウィルスの影響で、
エリア展開や5Gサービス展開に遅れが出ているようなので、
情勢的に仕方ない部分もありますが、
無料期間が終わって有料になってもこの状況が続くのであれば、
Y!mobileに戻すかもしれません。
よく言われている悪いこと
私自身が使用していて悪いとは感じていませんが、一般的に悪いと言われているところです。
- エリアが狭い
- SPUは+1倍
エリアが狭い
サービスの発表当初から言われていましたが、回線提供エリアが狭いです。
徐々に広まってきていはいるものの、
まだまだ東京23区周辺や名古屋市、大阪市を中心とした大都市が対象エリアとなります。
エリア外ですと、auの回線を使用して通信することができますが、
月に5GBまでという制限があり、ギガ数がUNLIMITではありません。
5GB超過後は1Mbpsに制限されてしまいます。
私は自宅や会社といった生活圏は東京23区なので、
楽天UN-LIMIT2.0の回線提供エリア内で生活していますので、
この点に関しては特に気にしていません。
コロナウィルスの影響で旅行も行っていませんし、
今までも旅行に行くとしても3か月から半年に1回くらいで、
エリア外に行くことが少ないので、
特段エリアが狭いことに関しては困っていません。
エリア外に行ったとしても数日程度なので月5Gもあれば十分だと思っています。
SPUは+1倍
楽天UN-LIMIT2.0を契約することで、楽天のポイント(SPU)が+1倍されます。
他の楽天サービスと組み合わせることで、常時10倍という倍率も可能です。
普段から楽天サービスをよく利用している方であればよいのですが、
楽天UN-LIMIT2.0単体だけではそれほどお得ではないとか思います。
単純なポイント還元率だけ考えれば、
Y!mobileの時はPayPayモールで日曜日限定で16%還元を受けることができます。
付属のサービスとの連携を考えると、Y!mobileの方がお得だったりします。
結論:生活圏全てが対象エリアならオススメ
楽天UN-LIMIT2.0は生活圏全てが対象エリアならオススメです。
自宅や職場、学校などのよく行く場所全てが対象エリアならオススメします。
iPhoneへの対応だったり、回線が繋がらないことはあるのの、
1年間無料というメリットが大きすぎます。
この1年間は試用期間だと思いますので、
1年後有料になった場合に、これらのことが継続しているようだと、
本格的に乗り換えを検討しますが。。
エリアが狭いことも問題かと思いますので、
職場や学校は対象エリアだけど、自宅は対象エリア外のように、
一部にの生活圏でエリア対象外となるのであれば、
現段階ではオススメできないかなと思います。
エリアが拡大することを待ちましょう。
定期的に端末が無料になったり、
割引やポイント還元されるキャンペーンを行っていますし、
契約には料金が実質かかりませんし、解約にも料金はかからず、
1年間無料なので、お試しで契約してみることもありだと思います。