どうも社内ニートです。
今回はハイディ・グラント・ハルバーソン著
『やり抜く人の9つの習慣』を読みましたのでご紹介していきます。
私が『やり抜く人の9つの習慣』を読む目的
私が『やり抜く人の9つの習慣』を読む目的としては、
立てた目標を最後までやり抜きたいからです。
毎月の月初めに先月の振り返りと今月の目標立てをしています。
一部の目標は達成できているものの、
達成できていない目標もあります。
立てた目標全てを達成できることは理想ですが、
今まで以上に目標の達成率を上げる方法、
目標に取り組む時間を多くすることを模索していました。
そこで出会ったのが、この本です。
『やり抜く人の9つの習慣』というタイトルの通り、
立てた目標などを達成するまでやり抜くことが情報を知ることができるのでは、
と思い読んでみることにしました。
やり抜く人の9つの習慣
- 目標に具体性を与える
- 目標達成への行動計画をつくる
- 目標までの距離を意識する
- 現実的楽観主義者になる
- 「成長すること」に集中する
- 「やり抜く力」を持つ
- 筋肉を鍛えるように意志力を鍛える
- 自分を追い込まない
- 「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中する
すでに知っているような情報もありますが、
読んでとても参考になる考え方もありました。
if-thenプランニング
if-thenプランニングとは、
『もしこうなったらこうする』というものです。
if-thenプランニング自体は非常に単純な考え方だとは思いますが、
非常に効力があるものだと実体験することがありました。
私は英語の勉強に取り組んでいますが、なかなか習慣化することができていません。
一方で、朝のルーティンとして、掃除をすることにしましたが、
こちらは開始した初日から2週間以上継続することができています。
なぜ継続して行えているのか考えてみると、
『朝起きたら、掃除をする』という、
if-thenプランニングに当てはまっていました。
一方で、英語の勉強は、ただ漠然と勉強するとしか決めていないので、
なかなか習慣化できていません。
英語の勉強に関しても、
何かトリガーとなる『if』の部分を決めていく必要があると思います。
これから思考
『これから思考』はあとどれだけやらなければいけないのかという考え方です。
対義となる言葉に『これまで思考』という言葉が挙げられています。
こちらは、どこまでやり遂げたかという考え方です。
例えば、勉強を1日3時間するという目標を立てて、
勉強を1時間行ったとします。
『これまで思考』の場合、
勉強を1時間やったという達成感を早い段階で味わってしまい、気が緩んでしまいます。
『これから思考』の場合は、
あと2時間やらなければいけないということで、モチベーションが維持されやすくあります。
まさしく私は『これまで思考』の考え方をしていて、
少しでも実施したら今日は1時間やったなと達成感や満足感に浸って、
気が緩んでしまい、その後はやらずにいました。
これからは『これから思考』に切り替えて、
目標を達成すべく取り組んでいきます。
成長ゴール
『成長ゴール』という目標に向かって、
その段階で成長を実感することがゴールという考え方があります。
対義となる言葉に『証明ゴール』という言葉が挙げられています。
こちらは『能力がある』、『やり方を知っている』というような達成を目標にしています。
例えば、資格試験に落ちてしまった場合に、
成長ゴールの考えとしては、資格の勉強の過程で成長できたらよしとするとなります。
一方で証明ゴールの場合は、落ちてしまったので失敗となります。
このように失敗が重なりやすくなってしまいますので、
モチベーションの低下につながりやすくなります。
さいごに
『やり抜く人の9つの習慣』を読んで私の悩みはクリアになったかと思います。
目標に取り組む時間が少ないと感じていましたので、
『これまで思考』ではなく、『これから思考』で目標に対して取り組んでいきます。
習慣化したことについては『if-thenプランニング』を用いて、
トリガーとなる『if』の部分を決めて習慣化しやすくしていきます。
また、目標は達成できることが一番ですが、
達成できなかったとしても『成長ゴール』で、
勉強になった、新しい知識を得ることができたからよしとして、
モチベーションを下げることなく、様々なことに取り組んでいければと思っています。