【書評・感想】日経NETWORK2021年11月号

日経NETWORK
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どうもNWW(ぬー)です。

日経NETWORK 2021年11月号を読みましたので、書評・感想をご紹介していきます。

気になったトピック

日経NETWORK 2021年11月号の中で私が気になったトピックです。

  • ランサムウェア攻撃の卑劣な新戦略
  • 楽天モバイルがKDDIローミング終了を拡大
  • 「Windows11」がリリース
  • 徹底解説Web新技術
  • トラブルからの脱出

ランサムウェア攻撃の卑劣な新戦略

ここ最近多いのはメールなどでExcelやWordといったOfficeファイルを送信し、その中のマクロにマルウェアが仕込まれていて、マクロを有効化することでPCがマルウェアに感染するという流れですが、今回紹介されていたランサムウェア攻撃では社員に直接金を払うから感染させてという連絡をするようです。

会社に対して多少なりとも恨みや疑念を持っている社員を味方に付けることができれば、会社に対して損害を与えようという利害が一致するから、確実に感染させることができたり、裏切られることが少ないからだそうです。

セキュリティと攻撃はいたちごっこと言いますが、頭の使い合いだということがよくわかります。

よくもまぁというような攻撃を行いますので、ずる賢いとはよく言ったものです。

楽天モバイルがKDDIローミング終了を拡大

楽天モバイルに乗り換えて約1年半が経過しようとしています。

先月少し都内からは離れた郊外に引越しをしましたが、若干電波の入りが悪くなりました。

サービス開始直後(2020年5月、6月頃)は突然圏外になるエリアがありましたが、今や東京都内の地上では問題なく使用できます。

地上では問題なく使用できます。大事なことなので2回言いました。

東京駅や池袋・新宿・渋谷でも地下や地上20階以上になると電波が入ったり入らなかったりします。

楽天モバイルでは楽天の電波が入らないような場所ではKDDIの電波をローミングして使用します。

東京都内では電波が十分に行き渡ったとして、KDDIローミングが一部の山間部を除いてすでに停止されています。

KDDIローミングの停止を全国でも拡大して行っていくというのが今回のトピックです。

KDDIから電波を借りる際に1GBあたり500円も支払っているということなので、これを停止すれば損失額を減らすことができますが、サービスの質を下げないようにしてもらいたいものです。

とはいえ、1GB未満の場合は月額0円というのは魅力的過ぎるので、今後も楽天を使っていきます。

今は在宅勤務でほとんど家にいるので、基本的に1ヶ月1GB未満、使っても2〜3GBで月1,078円(税込み)で収まります。

最近は光回線も楽天ひかりに乗り換えて1年無料の恩恵を受けているので、この1年の通信費はほぼ月0〜1,078円(税込み)で過ごせそうです。

「Windows11」がリリース

「Windows11」がリリースされました。

古いPCをアップデートしようとしたら、ハードウェア要件で弾かれてアップデートできませんでしたので、諦めました。

EVE-NGなどのネットワークシミュレーションソフトが動作するかなどが懸念なのでメインPCのアップデートはもう少し様子見します。

ちょうどよいお試し用のPCがないので、まだアップデートできずにいます。

徹底解説Web新技術

今月号のメイントピックです。

HTTP/3、Cookie、iOSに搭載されたプライベートリレー、CDN。

概要はなんとなく分かりますが、詳細までは知らない単語達です。

アプリケーション層・L7層の世界は移り変わりが激しいので、勉強している間に新しい技術が登場します。

ネットワーク層・L3層のは昔ながらの知識で1回学べばその知識が変わることはないと言われていますが、今やネットワークエンジニアはL3までの知識だけではなく、L4-L7の知識も求められるようになってきています。

私個人的にはネットワーク層・L3層までの知識で頭はいっぱいいっぱいで、トランスポート層・L4層の知識がようやく少しはついて来たかなという状態で、アプリケーション層・L7層の知識はちんぷんかんぷんです。

それでも、HTTP1.1やプロキシ周りはよく使いますのでなんとか対応しつつありますが、時代はその2歩、3歩先を行っています。

本当に学ぶことが多いな。。

トラブルからの脱出

今回のトラブルの原因は「多重障害」です。

顧客の要望次第ではありますが、単一障害点を避けるのが一般的で、その際に要件定義書や設計書に多重障害は考慮しないと記載することが多いかと思います。

1箇所の障害が発生することですらレアケースですが、多重障害となると発生する可能性は更に低くなります。

そんな多重障害が発生してしまったというトラブル事例です。

障害が発生した際に、レアケースですので多重障害が発生しているということは通常考えないはずで、ここだと思っても対応してもまだ復旧しないとなると、適切に切り分けしていくことが難しそうだと感じました。

また、トラブルの内容も気になりましたが、システムの担当者が休みなのに会社に行く必要があったということが気になりました。

計画された夜間作業などでしたら仕方ないですが、急に夜間や休日に電話が鳴ったり呼び出されるのは勘弁してほしいです。

営業やSEのような顧客に近いポジションですと、顧客側でトラブルが発生した際には呼び出されたり連絡が来てしまうかと思います。

呼び出されないためには顧客から遠いポジションを取るべきじゃないかと考える今日このごろです。

日経NETWORK 2021年11月号の感想

2021年11月号の読み応えは結構ありました。

先月の2021年10月号も読み応えがありましたので、2号連続です。

来月号のテーマは『ネスペ試験で学ぶネット技術』ということで、これはこれでブログのネタやYouTubeのネタになるのではと期待しています。

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