どうもNWW(ぬー)です。
日経NETWORK 2021年12月号を読みましたので、書評・感想をご紹介していきます。

気になったトピック
日経NETWORK 2021年12月号の中で私が気になったトピックです。
- ソフトバンクが5GSA商用サービス開始
- ネスペ試験にも頻出 必修!ネットワーク技術
- ネットワーク機器利用実態調査2021
- トラブルからの脱出
ソフトバンクが5GSA商用サービス開始
何かと悪名高いSoftbank Airですが、こちらで5GSAを利用した商用サービスが開始されました。
5Gの商用利用は2020年3月から開始されていますが、こちらは5GNSAといい4G(LTE)の設備と併用で運用されるものでした。
今回開始されたのは5GSAで、5G専用の設備で運用されるものとなります。
これにより、『超高速・大容量に加えて、超低遅延、多数同時接続といった機能も実現できるようになる』とあります。
5G自体が特定のエリア限定でサービス提供されており、現在都内を中心に5Gが提供されています。
最近読んだ本の『オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る』に記載されていましたが、台湾では地方から5Gの設備が導入されています。
理由は超高速や超低遅延の恩恵を受けるのは地方だからとあります。
たしかに、都内で利用する分には、4G(LTE)のままで十分快適に使用することができます。
これが離島や山間部で繋がりにくいとか遅いエリアに導入されれば、より効果を発揮すると思います。
技術が進歩するのはよいのですが、技術をどう使うかどう広めていくかも重要だと感じます。
ネスペ試験にも頻出 必修!ネットワーク技術
今月号のメイントピックです。
先月号の予告を見てかなり期待していた特集になります。
結果としては超微妙でした。
ネスペでよく出題されるキーワードとしてルーティングプロトコル、DNS、NAT、SNMPが紹介されていましたが、いつもの特集を広く浅くした感じでした。
これならば、普通にルーティングプロトコルの特集や監視特集として扱ってくれた方が勉強になる気がします。
ブログやYouTubeで応用情報・ネットワークスペシャリスト・情報処理安全確保支援士の問題解説を行っていますが、なにか参考になればと思っていたのですが全く参考になりませんでした。。
ネットワーク機器利用実態調査2021
毎年恒例のネットワーク聞き利用実態調査です。
L2/L3スイッチ、無線AP・コントローラ、ルータ部門ではCiscoがそれぞれ1位でした。
UTM部門ではFortinetが1位でした。
2021年にネットワーク機器は半導体問題で製造台数が減ったり出荷台数が減るなどの影響を受けたかと思います。
大企業ほど半導体などのパーツを確保しやすいことなども順位に影響していることも考えられるかと思います。
2021年は在庫でなんとかやりくりできたけど2022年はもう在庫が尽きてキツいとか、サーバメーカーは1年待ちが発生しているなどという噂を聞きます。
ということで、来年2022年に半導体問題はより大きな影響があると思いますので、どう順位に影響してくるかは見ものです。
というか、それよりも実際の案件への影響が心配ですね。。
ベンダーへの不満や要望が記載されていますが、全体的にユーザ側が勉強しろよという印象でした。
実際お金を出すのはユーザなので、どうしても『ユーザ > ベンダー』という立場になってしまいますが、よりよいシステムを一緒に作ろうという観点では立場は一緒のはずです。
要望だけだして、設計・設定はベンダー任せというのを多く見かけますので、ユーザ側がもう少し関わりを増やすべきなのではと感じます。
まぁ関わってきたらお互いにめんどくさいだけなのかもしれませんが。。
トラブルからの脱出
DC設備や回線設備と接続する際は、マジでインタフェースのSpeed/Duplexの設定に気をつけましょう。
基本Auto/Autoで設定するのですが、これらと接続する場合は固定の指定を出してくる場合が多いです。
接続要件を確認したり、接続後にステータスを確認をちゃんと行いましょう。
ちなみに私も何回かやらかしています。
ちなみにこのトラブルは2006年に発生したものでした。
トラブル事例を提供するは情報区分的にかなり難しいと思います。
ネタ切れ感が否めないですが、ぜひ継続してほしいトピックです。
とは言え、私が提供できるネタもないのですが。。
日経NETWORK 2021年12月号の感想
2021年12月号の読み応えは普通という印象でした。
ポツポツと読み応えのある記事もありましたが、全体的にならすと普通という印象でした。
メイントピックの『ネスペ試験にも頻出 必修!ネットワーク技術』が期待はずれだったのがものすごく残念でした。。
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