【書評・感想】日経NETWORK2022年1月号

日経NETWORK
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どうもNWW(ぬー)です。

日経NETWORK 2022年1月号を読みましたので、書評・感想をご紹介していきます。

気になったトピック

日経NETWORK 2022年1月号の中で私が気になったトピックです。

  • 任天堂Switch Onlineなどが使用できず 原因はAWSで発生した障害
  • JavaのLog4jライブラリーに脆弱性 第三者が任意のコードを実行可能
  • LPWA最新動向
  • トラブルからの脱出

任天堂Switch Onlineなどが使用できず 原因はAWSで発生した障害

多くの企業がオンプレからクラウドにシフトし始めていて、多くの企業がクラウドにシステムを集中している状況にあります。

今回の障害はAWSでしたが、各社クラウドに障害が発生すると様々なサービスで障害が同時に発生するという状況になっています。

障害発生した場合、オンプレ環境でしたら自社やSIer企業へ連絡し復旧作業にあたります。

クラウドであればクラウド業者が対応しますので自社で対応しなくてよいという反面、復旧の優先順位や早く復旧させろなんていう要望は通じないという融通の利かなさがあります。

企業側としてはクラウドを利用することで、初期費用・保守費用が低く済むことや、スケールアウト・アップが容易であることなど様々なメリットが得られます。

活発にクラウドシフトが始まって3年以上経過していますが、実は長期的に見るとランニングコストは高い場合があります。

今後の企業の動き方として、クラウドの障害・復旧面と金銭面の問題に気づいた企業が今後オンプレに回帰するのか、このままクラウドシフトが進むのか2択が考えられます。

個人的には金銭面の問題としてはオンプレ+クラウドの構成だったりメリットが大きいので目をつぶる、障害面についてはクラウドサービスを2つ使用するハイブリッドクラウドのようなかたちでクラウドシフトよりで進んで行くと考えています。

オンプレが全くなくなることはありませんが、クラウドの裏側はオンプレなのでクラウド業者やISP業者のようなインフラ関連か、金融機関などのセキュリティや安定性を重視してクラウドシフトできない一部の企業のみとなっていくのではと考えています。

クラウド業者は既存ネットワークベンダーからネットワーク機器を仕入れるのではなく、AWSなどでは独自で開発したネットワーク機器を採用していたりしています。

オンプレは斜陽産業、クラウドは成長産業という傾向は強くなっていくのではないでしょうか。

今すぐオンプレが衰退するということは起こらないと思いますが、現職はオンプレよりの企業なので、今後の5年後~10年後の身の置き方も考えなければいけませんね。。

JavaのLog4jライブラリーに脆弱性 第三者が任意のコードを実行可能

昨年末に話題を席巻したLog4jの脆弱性です。

私が担当している業務的には大きく影響がありませんでしたが、年末に核爆弾が放り込まれたなと感じるほどのインパクトでした。

ご対応に当たられた関係者の皆様お疲れ様です。

LPWA最新動向

今月号のメイントピックです。

LPWA』は通信速度は遅いものの遠距離かつ低省電力な無線技術で、主にIoT向けとなっています。

本文中に記載がありましたが、一部のガスメーターに取り付けられているとありました。

実用例までは記載がありませんでした、ただメーターを読み取るだけではないようですがガスメーターの検針のおばちゃんが不要になったり、自販機に取り付けて在庫を管理するなどの実用例が容易に思いつく便利な技術だと感じました。

今月号の他のトピックで『Wi-Fi6E』の登場がありましたが、通信の速さを追求するのもいいですが家庭用回線の多くは1Gbpsなので回線がボトルネックとなることが多いと思うので、これ以上速くなってもなと感じています。

それならば『LPWA』のような実用的な方がもっと開発・研究されたら暮らしがよりよくなるなと感じます。

トラブルからの脱出

ISP業者が提供する専用線の光ケーブルがリスやネズミなどのげっ歯類に噛まれて損傷して通信不能になるという内容でした。

今回は山中に敷設されているケーブルが被害にあったとのことです。

日米間の海底ケーブルがサメにかじられて損傷してしまうということは耳にしたことがあったのですが、げっ歯類にかじられたというのは初耳でした。

他の事例などを調べていると今回ような事例は結構あるあるのようなので、まだまだ勉強不足だなと感じました。

日経NETWORK 2022年1月号の感想

2022年1月号の読み応えはそこそこあったなという印象でした。

LPWA』や『Wi-Fi6E』などの無線に関する内容とセキュリティに関する内容が多かく、普段あまり触れられていない内容でしたので読み応えがありました。

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