2022年に行いたいこと(ドリームリスト)として、『年間100冊以上の本を読んでいる』ということを掲げました。

ただ読んだだけでは意味がないので、一言感想を添えていきます。
カウントする対象は、ビジネス書・新書・小説などです。
マンガ・雑誌は除きますし、IT関連の技術書は別でカウントしていますのでこちらもカウント対象外とします。
当時はサービスの対象でも、ご利用される際にはサービスの対象外となっている場合がございますのでご注意ください。
2022年1月に読んだ本
2022年1月は6冊の本を読みました。
- 褒め活:褒め言葉はタダでできる最高のプレゼント 堀向勇希著
- 人を動かす D・カーネギー著
- ストレスフリー超大全 樺沢紫苑著
- うまくいっている人の考え方 ジェリー・ミンチントン著
- 日日是好日 森下典子著
- 成功者がしている100の習慣 ナイジェル・カンバーランド著
褒め活:褒め言葉はタダでできる最高のプレゼント 堀向勇希著【kindle unlimited】
人を褒めるということが苦手だと気付きました。
『すげぇ』とか『いいじゃん』のような単純な言葉でしか褒めていないなと気付きました。
英語で表すと『Good』しか表現できていませんので、もっと表現力を増やして褒めようということで読んでみました。
『何かに例えて褒めてはいけない』というのがとても参考になりました。
〇〇のようだねと言っても、自分にとっては褒め言葉でも相手にとっては褒め言葉でないと感じるとのことです。
思い返してみると、こちらが例えて褒めたときにあまり嬉しそうじゃない雰囲気を察したことがあります。
なので、この褒め方をするのは辞めました。
褒め方の本は読み進めていきたいですね。
人を動かす D・カーネギー著
人に何かやって欲しいときや、人にこう変わって欲しいときがあるかと思います。
直接言葉にするとケンカになったり、傷つけてしまわないか心配になるかと思います。
どう促すことで、自分が望んだ行動をさせることができるかという内容でした。
購入したのは1年以上前ですが、ようやく読んでみました。
こうしなさい、理由と例はこうだからというように記載されています。
通しで読んでもいいのですが、目次から索引的に利用して自分が気になるところだけ読むのが正しい使い方だと思います。
ただ読んで身に付けないと、とっさに書いてあるような行動を取ることは難しいので、定期的に読み返したり、こんなの書いてあったなどうすればいいんだっけと繰り返し、意識・行動していく必要があると思います。
ストレスフリー超大全 樺沢紫苑著
この著者の本は割と好きで『学びを結果に変えるアウトプット大全』、『学び効率が最大化するインプット大全』と読んでいます。
私が『学びを結果に変えるアウトプット大全』を最初に読んだときはアウトプットの重要性から方法などがまとめられており、かなり参考になる内容でした。
次に『学び効率が最大化するインプット大全』が発売されてすぐに読みましたが、インプットとアウトプットという対比的な内容のせいか重複している印象が強かったです。
それで今回の『ストレスフリー超大全』につながります。
前半部分はストレスフリーにするような目新しい内容が記載されており参考になるものがありました。
残念ながら後半は重複する内容に無理やりもって行っているように感じました。
初めて読むという方は『大全』とつくどれか1冊でもいいので読んで欲しい1冊達?でした。
うまくいっている人の考え方 ジェリー・ミンチントン著【kindle unlimited】
うまくいっている人の考え方はたしかに紹介されているものの、考え方しか紹介されていません。
こういう理由だからこの考え方をした方がいい、こういう考え方をするにはこうした方がいいというような内容は記載されていません。
そこは自分で考えろと言われたら、そうすることがベストですし、力も付くと思います。
ですが、情報が少なすぎやしませんかね。。
なので、全くと言っていいほどおすすめはできません。
日日是好日 森下典子著
先に映画を見たのですが、全くと言っていいほど理解できなかったので小説を読むことにしました。
映画よりも具体的な描写、説明があるので、小説を読むことで理解することができました。
お茶自体は好きなので、京都とかのお寺とかでお茶を体験したくなるような1冊でした。
それにしても、この映画は省略されすぎだと思います。
ハリー・ポッターなどでも映画では小説版を省略していますが、それでもストーリーなどをすんなりと理解することができます。
映画を見る前でも後でもいいので、小説も読んでみることをおすすめします。
成功者がしている100の習慣 ナイジェル・カンバーランド著
『うまくいっている人の考え方』が役に立たなかったので、この本を読んでみました。
この本は割と具体的な習慣を行うための方法や行動が記載されています。
目次から索引的に知りたいところだけを読む方法がよいかと思います。
さすがに100個も習慣があるので、重複していたり、若干矛盾しているような内容もありました。
100個の習慣の多くは何かしらの自己啓発本やビジネス書に書いてある内容なので改めて読む必要はなかったかとも感じました。
いろんな人が言っているから大切なんだと再認識する、実行していこうと思わせる意味では役立ったと思います。
2022年2月に読んだ本
2022年2月は8冊の本を読みました。
- 強運を呼び込む51の法則 本田健著
- 決断力 橋本徹著
- 大局観 羽生善治著
- 決断力 羽生善治著
- ウイスキー趣味にする CROSSROAD LAB著
- 死の壁 養老孟司
- 祈り方が9割 北川達也
- ジェイソン流お金の増やし方 厚切りジェイソン
強運が呼び込む51の法則 本田健著
『成功者がしている100の習慣』や以前読んだ本の中でも記載があるのは運を分けることでした。
臨時ボーナスが入ったら家族・友人にごちそうしたりするなど、言われてみれば難しいことではありません。
運をコントロールできるかというとそうでなはないと思いますが、運はたしかにあるものなので上手に付き合っていく必要があると思います。
若干スピリチュアルな内容ではありますが、運関連の本を読んでみたいとも思いました。
決断力 橋本徹著
人によっては好き嫌いが分かれるかと思いますが、個人的には非常に考え方が好きなので、『実行力』、『交渉力』に続けて『決断力』を読んでみました。
ベースとなるのはこれまでの著書と変わらず弁護士、大阪府知事、大阪市長時代の体験談となります。
ここから決断力が必要となるシーンでこういうプロセスで判断したという流れで記載されています。
2021年の緊急事態宣言などの菅元総理の対応や吉村大阪知事の対応についての評価や私ならこうする、こうすべきだったという内容も記載されています。
答えのないものに答えを出す手続的正義の考え方は非常に参考になるものでした。
大局観 羽生善治著
『決断力』という橋本徹さんが書いた本を購入しようと検索したときに、同じタイトルで羽生善治さんが書いた本がありましたし、『ストレスフリー超大全』で羽生善治さんの『大局観』が紹介されていましたので読んでみようと思い購入してみました。
棋士は将棋を職業とするのですから、何か特別な能力を持っている人だと思っていました。
棋士は『読む』ということをして、数十、数百先の手を読んで打っているものだと思い、その頭の中を覗いてみたいと思っていました。
ですが、数十、数百先の手を読むことはできず、数手先までしか読めないし、読んだところで相手の出方が違うこともあるとのことでした。
また、、願掛けや読んでいる本だったり、考え方としてもそこまで普通の人と変わらない考えを持っているのだなと感じました。
比較対象とするのは恐れ多いですが、将棋の型を研究したり、型には流行り廃りがあるということ、昔勉強した内容は無駄にはなっても勉強する姿勢や方法は無駄にならないなど、ITのエンジニアと似たような部分があると感じました。
決断力 羽生善治著
将棋の勉強の仕方とITの勉強の仕方は似ているなと感じました。
- アイデアを思い浮かべる
- それがうまくいくか細かく調べる
- 実戦で実行する
- 検証、反省する
そして、『自ら努力しないで付けた知識はメッキ』とはまさに言い得ていると思います。
ITの勉強においても自ら手を動かすことが重要だと思います。
技術書を読むよりも、検証で自分で手を動かして設定・構築した方が記憶に残りやすく、本番の案件で経験したことはさらに記憶に残りやすいかと思います。
『年に応じて勉強法を変えることは、自分を前に進めるの必須条件』というのも参考になりました。
これから私は20代から30代に移行していくのですが、ある程度知識や経験がついてきたり、会社的に違う役割が求められたりしますので、勉強法や勉強する対象自体を変えていく必要があると感じました。
本の構成として、各章の最後に総論のようなことが記載されていますが、会社に例えるのは会社経験に欠けるわけなので少し説得力にかけるかなと思います。
この章ではこういうことが言いたいんだよと要約してくれている章もあったので、全編こういう記載の仕方ならもっと良かったのにと感じました。
ウイスキー趣味にする CROSSROAD LAB著【kindle unlimited】
以前バーに行って『ラガヴーリン16年』というウイスキーを飲みました。
その美味しさに感動し、翌日には酒屋で購入していました。
そんなこともあってか、最近はウイスキーにハマっています。
ただ飲むだけでも十分美味しいのですが、ウイスキーというか蒸留所や蒸留所のある地域には当然歴史があり、この歴史について知ることでより一層美味しく飲めるのではと考えています。
こちらの本はウイスキー界隈で有名なYouTuberが著者の本です。
私もよくこの方のYouTubeを見ていますが、知識は当然ながら味の表現が豊かだと感じます。
ウイスキーと一言に行っても様々な種類や用語があります。
この本ではそれらが広く浅く解説されている内容でした。
YouTubeで取り上げられている内容を本にした感は否めませんが、YouTubeで取り上げられていないような内容の深堀りも行われているので、よくあるYouTuberの本とは違うと思います。
ウイスキー検定を取得することをドリームリストに掲げていますので、本やYouTubeで知識を広げるとともに、適度に飲んで味覚でも勉強していきます。
死の壁 養老孟司
『死』については誰でも一度は考えたことがあるテーマだと思います。
小学校のときに歴史を学んだ際に、過去にこんなすごいことが起きていたのかと感じると同時に、生まれる前や死んでしまうと考えることができなくなる、それはすごい恐怖だと感じました。
その恐怖はある程度年齢のいった今もふと訪れるときがあります。
どう克服するかについて知りたくて読みましたが、死という定義について記載されている内容でした。
それでも一つの解答が出されており、自分自身が死ぬことを自身自身で体感することはできないし、誰も経験したことがないことなのだから悩んでもしかたない。
それよりも克服すべきは身近な人の死だと記載がありました。
たしかにと思う反面、それでは恐怖は改善されません。
もう少し、『死』をテーマとした本は読んでみたいと思います。
祈り方が9割 北川達也
神社に行くのは結構好きです。
5年以上前に伊勢神宮に行った際に、広大な敷地や厳かな雰囲気、とりまく門前町の雰囲気に感動を覚えました。
昨年もう一度伊勢神宮に行ったり、明治神宮や熱田神宮などの有名な神社に行ったりしています。
神社を参拝するルールというかマナーについて正しく学んでみようということでこの本を読んでみました。
参拝のルール、マナーから神社の歴史、なぜ鏡などが置いてあるのか、そしてこの本のテーマの祈り方についてを学ぶことができました。
神社に行くのは好きといいつつも、正月+観光ついで+お祭り+年末くらいの年に3~4回ぐらいしか行かないので、月1回のような無理のない程度にもう少し通ってみたいと思わせられました。
ジェイソン流お金の増やし方 厚切りジェイソン
話題の本なので読んでみました。
結論としては昨年の話題書である『本当の自由を手に入れるお金の大学』などを読んだことがあれば読み直す必要はないかと思います。
唯一他のお金関連の書籍と違うのは家族目線であるということです。
妻(旦那)と金銭感覚を合わせることや、子供にお金に関しての教育についてが記載されており、この点に関しては参考になったかと思います。
投資信託や株式投資をやった方がいいというのはわかるのですが、難しいのは売りどきなんですよね。。
『お金が必要になったら売る』というのが現時点での私の中の解答です。
正解はないのかもしれませんが、お金に関しては引き続き学んでいきたいテーマではあります。
2022年3月に読んだ本
2022年3月は4冊の本を読みました。
- 苦しかったときの話をしようか 森岡毅著
- 転職の鬼100則 早川勝著
- 道は開ける D・カーネギー著
- 僕の人生には事件が起きない 岩井勇気著
苦しかったときの話をしようか 森岡毅著
タイトル詐欺であり、タイトル詐欺じゃない本で、サブタイトルの『ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」』がこの本の本当のタイトルと内容を表していると思います。
苦しかったときの話はこころが打たれるものがありました。
社会人になって7年以上、そろそろ8年経過しそうではありますが、大学生とかもっと若いときに読みたかったと思う内容でした。
こういう系の本を読むと自己分析の大切さを感じ、途中でストップしてしまっているメモの魔力の自己分析1000問を早くやらなければと感じます。
転職の鬼100則 早川勝著
著者は6回の転職経験があり、今は採用する側として活動をしている、いわば転職や採用のスペシャリストと言うことができます。
そんな方が書いた本と聞けば、自然と期待値が上がるものです。
で、肝心の内容ですが、100個もあると矛盾が生じるものがあります。
若干のニュアンスは違うにせよ、過去の自慢話をするなというページの次に過去の成功体験を話せと記載があります。
これはカウントしていいのか?という浅いものもありました。
無理やり書いているようなものを削って50則とか30則にして、、内容を濃くした方がよいと思いますが、タイトルが鬼50則とか鬼30則より、鬼100則の方がキャッチーですので仕方ないのでしょう。
具体的な転職の流れだったり、技術については記載があまりなく、初めて転職する人が転職しようか悩んでいるときに後押しをしてくれるような本だと思います。
私もこれまで2回転職していますが、転職が初めてでない方には読まなくいい内容かなと思います。
道は開ける D・カーネギー著
言わずとしれた名著です。
約2年前に購入して以来、積ん読状態になっていましたが、ようやく読むこととなりました。
『道は開ける』というタイトルからは想像できない、人の悩みに対する内容となっています。
個人的に数年前から気になっていたのが、他人のマナーというか民度です。
例えば、私は24時間やっているジムに通っていますが、器具やマシンの使用後はアルコールシートで拭くというルールとなっていますが拭かない人。
鼻マスクは禁止となっていますが、鼻マスクをしている人。
なるべき器具やマシンをガシャンと音をたてないようにすることとなっていますが、音をたてる人。
それ以外にも上げたらきりがないのですが、個人的な解決策は人と触れ合わないことしかないと考えていました。
ですが、この本に記載されているのは自分の人生がそんな小さいことを気にできるほど長くないということです。
そんなやつらのことに対して自分の思考を使うのはもったいないので、もっと別のことに対して考えたり、気にしたりするほうがよいということです。
以降はまったく気にならなくなったわけではありませんが、以前よりも気にならなくなり、自分のトレーニングだったりに集中することができるようになりました。
これ以外にも、様々な悩みに対しての対処方法や考え方が記載されていますので、なにか悩みを持っている方にオススメしたい1冊でした。
僕の人生には事件が起きない 岩井勇気著【kindle unlimited】
お笑いコンビのハライチのじゃない方である岩井勇気著のエッセイ本です。
kindle unlimitedで無料だったのでなんとなく読んでみた1冊ですが、思いの他岩井ワールドに引き込まれました。
何気ない日常をここまで面白く書くことができるのか。
タイトルと違って、十分事件というか面白いことは起きていると思うけどな。
続編も出ているようなので、続きも読んでみたいと思わせる1冊でした。
2022年4月に読んだ本
2022年4月は5冊の本を読みました。
- どうやら僕の日常生活はまちがっている 岩井勇気著
- エフォートレス思考 グレッグ・マキューン著
- 20代で得た知見 F著
- 苦役列車 西村賢太著
- 真夜中乙女戦争 F著
どうやら僕の日常生活はまちがっている 岩井勇気著
お笑いコンビ、ハライチのじゃない方の岩井勇気著のエッセイの第2段です。
相変わらずの岩井節は炸裂しているものの、ちょっと考えすぎじゃないかなと思う点も感じます。
1冊目がすごくよかっただけに2冊目は、少し物足りないというかずれているなという印象でした。
3冊目が出版されたらきっと買って読むんでしょうけどね。
エフォートレス思考 グレッグ・マキューン著
有名な『エッセンシャル思考』の続編というか、同じ著者の本です。
無駄なものを減らすという観点では続編というか同じジャンルですね。
心に響いたのは『問題を必要以上に長く我慢する傾向がある、問題を解決するよりもごまかす方が簡単だから』という点です。
これに関しては思い当たる節しかありません。
小さな問題でも後回しにせずに解決していくことが、後々時間や心理的にお得であるということを学びました。
仕事やブログ・Youtubeの投稿でこの点を意識して行っていきます。
20代で得た知見 F著
本の構成は100の〇〇のようなビジネス書と同じ構成で、20代で得た知見が書かれています。
この一つ一つが人間臭いし、心理をついているなと思います。
わかると思う内容もあれば、自分が経験していないこと、自分はとっくに経験済みだけどねと思うようなこともありました。
まぁ人生色々ってことです。
ランキング上位にあったので購入してみたのですが、納得の面白さ。
この著者の本を一気買いしました。
苦役列車 西村賢太著
著者である西村賢太氏が亡くなったというニュースを見て、そういえば読んでいなかったので読んでみました。
人間臭い感じ。
私の今の生活はリモート勤務なので、朝起きたらPCに向かって、仕事が終わってもこうしてブログなどを書いたりでPCに向かって寝るという生活。
たまには直接会うこともありますが、人と話すときはチャットや電話越し。
いわば無機質。
それよりももっと人間らしい生活をしているし、感情的だと感じる内容でした。
こちらも先日亡くなられた石原慎太郎氏が解説を記載されていますが、著者の根底やこの本のテーマにあるのは『貧困』。
本が売れ、芥川賞を受賞すれば『貧困』からは嫌でも脱却してしまうわけです。
それが作品にどう影響を与えるのか、近年書かれた内容が気になりました。
真夜中乙女戦争 F著
『20代で得た知見』が面白かったので購入した1冊になります。
終わり方はここで終わるんだという、少し拍子抜けな感じでしたし、突発的なストーリーの変化もうーんという感じでした。
ですが、人間の心情の描写に関しては素晴らしいと感じます。
私が普段考えてくれているような内容を描写してくれているというか、同じことを考えている人がいるんだなと。
映画化もされているようなので、タイミングがあれば見てみようと思います。
2022年5月に読んだ本
2022年4月は3冊の本を読みました。
- いつか別れる。でもそれは今日ではない F著
- 複業の思考法 酒井潤著
- 時を稼ぐ男 新時代の時間とお金の法則 三崎優太著
いつか別れる。でもそれは今日ではない F著
読む順番はおかしくなりましたが、『20代で得た知見』、『真夜中乙女戦争』から続いて読んでみました。
この著者は小説よりもエッセイの方が引き込まれる気がします。
著者の経験から成り立ってるであろう内容なので、いつまで持つかが心配ではあります。。
複業の思考法 酒井潤著
UdemyのPython系の動画でよく見かける著者の本です。
個人的に転職を戦略的に繰り返して年収は上げてきたつもりです。
純粋なエンジニアとしてこれ以上の年収を上げるのはキツいかなと最近感じています。
上げることは可能でも責任・プレッシャーとのコストパフォーマンスが悪くなる気がします。
今ぐらいの年収をキープしつつ、副業に精を出すというのが年収を高めるという意味では最適解な気がしています。
このブログとYouTube。
あとは何をやろうかな。
時を稼ぐ男 新時代の時間とお金の法則 三崎優太著
いわゆる青汁王子の本です。
読んでみるとかなり苦労されているんだなと感じます。
ピンチの次にはチャンスがある。
5月は仕事が忙しかったこともあって、よく聞く言葉ではありますが、この言葉を胸になんとかこなしていました。
SNS上で見ると社長というより芸能人感が強い気がしすが、読んでみるとちゃんと社長なんだと感じました。
気になったのは『生き金を使え』ということです。
非日常を味わうべく月1回どこかへふらっと一人旅にでもでかけたいものです。
2022年6月に読んだ本
2022年6月は2冊の本を読みました。
- 群れずに心穏やかに生きる 正しい孤独マインド入門 コスメティック田中著
- 面倒くさがりの自分がおもしろいほどやる気になる本 内藤誼人著
群れずに心穏やかに生きる 正しい孤独マインド入門 コスメティック田中著
個人的に好きなYouTuberの本です。
YouTuberの本はこれまでも何冊か読んだことがありますが、基本的には動画やSNSで投稿している内容をまとめた本という場合が多いです。
なので、ファンであればすでに知っている内容がほとんどで、時間とお金を無駄したなと感じることがあります。
しかし、さすがはコスメティック田中。
動画では触れられていない、タイトル通りの思考・マインドについて記載がされています。
私も決して友達が多い方の人間ではないので、共感できるところ大いにあります。
食券制で店員さんとのやり取りが最低限で済む松屋が好きとかね。
単純に味も好きだし、味噌汁がついてくるのも好きだけど。
私も1人でできる趣味などボッチを極めつつあるなとは感じていましが、そのはるか上をいくのがコスメティック田中。
Twitterの使い方とか若干引くものはあるにせよ、ボッチというか自分自身を理解して極めているな。
ネガティブへの対処法など、ボッチをボッチで終わらせない内容はとても参考になるものがありました。
動画が投稿されれば見るし、次に本を出版したらまた購入すると思います。
面倒くさがりの自分がおもしろいほどやる気になる本 内藤誼人著
やる気に関する本はこれまでも数冊読んできましたが、そのまとめ本というような印象でした。
ものが少なきゃ片付けなくていいじゃんというミニマリズム的な思考。
面倒なことになる前にタスクを片付けるというエフォートレス的な思考
面倒だと感じることを避けるためにはこの2つの思考に尽きるのかなと思います。
マルチタスクというと聞こえがいいけど、1つのことをやっている最中に他のことが気になってしまい、その他のことを開始してしまう癖があります。
中途半端に手を付けてしまい、Aはどこまでやったっけ、Bはここまでやったんだっけとなり、面倒と感じてしまいます。
1点集中を意識して、一区切りつくまでは1つのことに集中し続ける癖に修正していきたいですね。
理想論だけど。。
2022年7月に読んだ本
2022年7月は3冊の本を読みました。
- とにかくメンタル強くしたいんですが、どうしたらいいですか? 下園壮汰著
- 教養悪口本 堀元見
- 精神科医が教える毎日を楽しめる人の考え方 樺沢紫苑著
とにかくメンタル強くしたいんですが、どうしたらいいですか? 下園壮汰著
メンタルを強くするというか、マイナスの状態から回復することに特化している内容だと感じました。
バリバリ稼いでいたり活躍している人の鋼のメンタルが学べるというよりも、少し病み気味な人がどう普通の状態に持っていくかという内容です。
思った内容とは違いますが、これはこれで役に立ちます。
この本で紹介されている究極は数ヶ月休むことですが、現実的にこれは難しいです。
睡眠時間の確保や3連休でいいから仕事などを忘れるなど、意外と簡単に行えることもあります。
日々睡眠時間を確保して、定期的に旅行などに行ってリフレッシュしつつ、限界になったら転職前に年給消化でがっつり休んでやろうと思います。
教養悪口本 堀元見著
ビジネス書は何か学ぼうと、少し気を張って読むところがありましたが、この本はエンタメ的に楽しみながら読むことができました。
ちなみに教養(インテリ)悪口と読みます。
キラキラしたインスタの投稿が多い人など現代人の特徴を古典とか古代や科学などの様々な引用を用いて悪口的に紹介しています。
古典とか古代の逸話から引用されることも多く、人間って変わらないんだなと思わせてくれます。
本の読み方として、何か学べることはないか、今悩んでいる課題などを解決できないかという観点で読むことが多いのですが、現代の人の特徴というか悪口につながるたとえという観点で著者は本を読んでいるかと思います。
本の読み方は様々だなと感じるとともに、様々な本からの引用があるので〇〇な本50冊紹介してみた系の本に近い傾向もあるなと感じました。
エンタメ本のようで、意外と深い、そんな1冊でした。
精神科医が教える毎日を楽しめる人の考え方 樺沢紫苑著
定期的に呼んでいる樺澤紫苑著の本です。
最近は〇〇大全というまとめ本が多かったのですが、本書はまとめ本の色も残しつつ少し変わった毛色の本となっています。
特に気になったのは『マルチリンガルの法則』です。
1つの言語に学習にかかる時間が、2つ目の言語を学ぶときは半分になり、3つ目の言語を学ぶときはさらに半分になるというものです。
このことから言えるのは、一つのことを極めてから次に行くということです。
同時並行で行うと器用貧乏になってしまって終わってしまうことがあるとのことでした。
これはまさに自分ですね。。
ITも英語も読書もブログもYouTubeも色々とやってはいるものの、どれも中途半端な状態となってしまっています。
どれも極めたいと思いつつも、せっかくなら同時並行で進めようと思い、どれも中途半端で終わってしまっています。
時間がもったいないとか、同時並行で進めた方が効率がいいって考えちゃうんですよね。
実際2021年1月~3月頃にTOEICをがっつり勉強したときはたしかに点数の伸びがこれまで以上によかったです。
ある程度は同時並行で進めなければいけない点もありますが、強化月間のようにどれか1つにがっつり取り組むようにしたいなと感じました。
2022年8月に読んだ本
2022年8月は1冊の本を読みました。
- もし僕らのことばがウイスキーであったなら 村上春樹著
もし僕らのことばがウイスキーであったなら 村上春樹著
村上春樹さんがウイスキーの聖地であるアイラ島とアイルランドを訪れるという内容となっています。
アイラ島の大きさは淡路島よりやや大きい程度と表現されますが、ぶっちゃけどれぐらいかわからないですよね。
そんなときは自転車のイベントで考えてみると少しはわかりやすくなるかと思います。
アワイチという淡路島を自転車で一周するというイベントがあり、そのコースが約150kmとなっています。
150kmという距離は自転車ですと1周するのに余裕を持って10時間、車なら3時間もあれば1周できるサイズ感です。
話はそれましたが、このサイズの島に10もの蒸留所があり、ここが聖地と言われる所以です。
私自身、最近ウイスキーにハマっていて、一番好きな銘柄はラガヴーリンというアイラ島のウイスキーです。
村上春樹さんが訪れていたのはボウモア蒸留所ですが、この本を読むだけで十分にアイラ島の魅力は伝わってきます。
こういったご時世でなければアイラ島に行って蒸留所を巡って、生牡蠣にボウモアを垂らして食べたいものです。
ウイスキー好きの夢が詰まった1冊でした。
2022年9月に読んだ本
2022年9月は1冊の本を読みました。
- 年収100万で楽しく生きていく 20代でセミリタイア パクチー大原著
- 「空腹」こそ最強のクスリ 青木厚著
- 会話を哲学する コミュニケーションとマニピュレーション 三木那由他著
年収100万で楽しく生きていく 20代でセミリタイア パクチー大原著
個人的に好き(だった)YouTuberの本です。
今でもチャンネル登録してはいるのですが、好き(だった)のは昔は筋トレ+ルーティンとか投稿されていて、現在は海外旅行を中心に投稿されていて、スタイルが変わっていて、昔の方が好きだったからです。
メンタルが不安定になるとこちらの動画になんど救われたことか。。
と余談はさておき、序盤では伝記のようにこれまでの経歴が紹介されています。
YouTuberの本はYouTubeで語ったことを本にしたという場合が多いのですが、こちらの本では動画では語られていない内容が記載されており、こう考えていた+感情面を知ることができるので、パクチー大原好きとしてはあっという間に読んでしまいました。
なんで動画投稿辞めたの?動画のスタイルなんで変えたの?と思っている方。
その答えはこの本に書かれています。
中盤~後半ではタイトルにある『20代でセミリタイア』していく方法が記載されていますが、まぁこの辺はよくある節約方法なり副業やりましょう的な内容でした。
現状として私は『お金>自分の好きな仕事』となっており、ストレスは溜まりますがお金ももらえるからいいやという考えです。
今の仕事が上手くいっていても自分の好きなこと・仕事じゃないなら切り捨てるというのが、今の私はできないポイントであり、いつかは必要となるスキル・考え方だなと感じました。
「空腹」こそ最強のクスリ 青木厚著
最近の悩みは太ってきたことです。
あとは食事は調理・食べる・後片付けで最低でも1回30分くらいはかかると思いますので、1日のうち30分×3で1時間半以上はかかっている計算となります。
カップラーメンやコンビニ弁当を食べれば時短とはなりますが健康に悪い。
UberEatsや出前館を使えば比較的健康なものを食べることができますが、1回1500円Overなので毎日・毎食は金銭的に難しい。
太ったこと・食事にかかる時間の削減、この2つの悩みを同時に解消させる方法として、食事の回数を減らすことを思いつきました。
で、たどり着いたのがこちらの動画です。
こちらの動画内である程度の内容を理解することができましたが、本でも読んでみることにしました。
いわゆる16時間ダイエットで、1日24時間のうち8時間は好きなものを食べてよくて、残りの16時間は何も食べずに空腹で過ごしましょうという内容です。
このダイエット法というか食事法のメリットおよび実践方法、効果が記載されています。
とりあえず、この10月から1ヶ月間実践してみたいと思います。
成果は別途ご報告できれば。。
ちなみにYouTubeで本の要約系の動画がありますが、気になるのはちゃんと自分でも読んだ方がいいです。
動画投稿者が理解したこと・意見が動画化されているので、間違った解釈や意見を受け取ってしまう可能性があるためです。
理想としては本を読む→YouTubeを見るで、自分が思ったことの答え合わせ的に使ったり、こういう意見もあるんだ的に見るのがよい使い方じゃないかなと思います。
会話を哲学する コミュニケーションとマニピュレーション 三木那由他著
マンガや小説の場面を切り取り、その会話はこのような形式で行われている学者目線で分析・解説が行われているという内容となっています。
普段何気なくしている会話でも、実は分析・解説が行われているほどの技法が使われていると感じました。
その一方で、著者は言語やコミュニケーションを専門とする日本の哲学者とのことですが、学者はいちいちマンガや小説を読んでこんなことを考えているのかなと思いました。
純粋に物語を楽しめているのでしょうか。
ネットワークエンジニアがビルの天井に張り付いているCiscoの無線APをみてキャッキャするように、職業病というか本人は楽しいのかな。
2022年9月に読んだ本
2022年9月は1冊の本を読みました。
- パパ活女子 中村淳彦著
- 博士の愛した数式 小川洋子著【Kindle Unlimited】
- 80歳の壁 和田秀樹著
パパ活女子 中村淳彦著
最近明らかに親子じゃないよなという、自分よりも年上の男性と自分よりも年下の女性が一緒に歩いているのを見かけます。
パパ活じゃんと笑っていましたが、この本を読むと意外と笑っていられないような実状があるようです。
単純にブランドバッグを買いたいからパパ活をするって思っていましたが、生活をするためにパパ活をしなければならない方もいるようです。
手取り14万みたいなワードが定期的にバズりますし、奨学金返済のためやこのご時世で給料が減った、仕事を辞めさせられたなんてことも目にします。
パパ活の裏には貧困問題だったり給与格差などなど笑っていられない日本の現実があるようです。
博士の愛した数式 小川洋子著【Kindle Unlimited】
最後までよくわからなかったという感想でした。
なんというか普通ならあり得ないよなと。
小説なんだから設定だったりストーリー上普通ではあり得ないことがあるのが当たり前です。
この点に関しては別に構わないのですが、ところどころ人というか社会人としての行動としてあり得ないよなと思う点がありました。
一般的には感動と思われるシーンでも、違うくないかなと思ってしまい、最後まで物語に完全に浸ることができませんでした。
映画化もされていますが、多分見ないかなと思います。
80歳の壁 和田秀樹著
著者の和田秀樹さんといえば、個人的には大学受験の際に読んだ『数学は暗記だ!』という青チャートとかを丸暗記するというやり方を紹介している著者のイメージです。
この本自体も話題になっていましたし、著者を見て懐かしい名前だと思い読んでみることにしました。
新書って極端に際立ったことを言っている本が多く、この本も例に漏れず際立ったことを言っています。
著者の本業は医者なので、医学的根拠はあるのかもしれませんが、これは違うでしょって感じることも多少なりとはありました。
どの本もそうですが、信じるか信じないかはあなた次第というわけですよね。。
本を安く読む方法
年間100冊を読むためには月あたりに8冊以上読む必要がある計算になります。
ビジネス書は1冊約1,500円、新書は1冊約1,000円、文庫本は1冊約600円ほどします。
つまりビジネス書を8冊読むのであれば12,000円以上、文庫本を8冊でも4,800円ほどかかる計算となります。
自己投資には惜しみなく投資していきたいところですが、予算は有限ではあります。。
私が本を安く読むために利用しているサービスをご紹介していきます。
- Kindle Unlimited
- メルカリ
Kindle Unlimited
そこで利用しているのが『Kindle Unlimited』です。
言わずとしれた読み放題のサブスクです。
1ヶ月980円で200万冊が読み放題となります。
さらにお得な年間プランも登場し、1年間9,480円、1ヶ月790円で利用することができます。
月に1冊でもビジネス書を読めばお得になるというサービスですので、このサービスを利用しない手はありません。
読み放題の中にはビジネス書、新書、文庫本は当然のこと、雑誌、マンガなども読み放題の対象となります。
また、エンジニア向けとしては技術書も読み放題の対象となっていますので、ここも嬉しいポイントです。
メルカリ
中古でも良いという方はメルカリにて購入することも安く本を読む方法だと思います。
約1,500円のビジネス書であれば、メルカリでは1,000円前後で購入することができます。
また、当然ですが読み終わった本を売ることもできます。
1,000円で購入した本を1,000円で売ることができれば、手数料と送料を引いて700円程度は戻ってくるかと思いますので、実質300円で読めたことになります。
出品・梱包・発送という手間はかかりますが、非常に安く読むことができるというメリットは大きいかと思います。
登録の際にこちらのコードを入れて頂くと500円分のポイントをGETすることができます。
是非ご利用してみてください。