どうもNWW(ぬー)です。
日経NETWORK 2022年4月号を読みましたので、書評・感想をご紹介していきます。
気になったトピック
日経NETWORK 2022年4月号の中で私が気になったトピックです。
- 「QRコード」悪用のサイバー攻撃に注意
- 2021年10月~12月の携帯電話出荷台数前年同期比10.6%減
- 「Emotet」の感染拡大を止められない理由
- トラブルからの脱出
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「QRコード」悪用のサイバー攻撃に注意
内容としてはパーキングメータに不正なQRコードが貼られており、それを読み込むと本来のサイトではない支払いサイトに接続され支払いを求められるという内容です。
これに関しては、QRコードでの支払いが進んでいる中国ですと、お店のQRコードを個人のQRコードにすり替えたりすることがありましたので、過去に行われたことがある手口かなと思います。
今回新しいなと感じた手口は、フィッシングメールで詐欺サイトへアクセスさせる際にURLではなく、QRコードをメールに添付してアクセスを誘導するということです。
URLですとセキュリティ製品のメールの中身や添付ファイルなどを検知するアンチスパムなどの機能の検知対象となってしまいます。
一方、QRコードであればアンチスパムの検知対象とならずセキュリティ製品を通過することができるからだそうです。
セキュリティ製品会社は今後どうするんでしょうかね。
サイバー攻撃とセキュリティはいたちごっことよく言われますが、まさにそれを感じた内容でした。
2021年10月~12月の携帯電話出荷台数前年同期比10.6%減
出荷台数減少の原因は『「SoC(システム・オン・チップ)」やディスプレーの部材不足のため生産が減速した』とあります。
まぁ半導体不足ですね。
チップ不足に加えて、半導体を生産する際に用いるガスを多く生産しているウクライナにて、ご存知であろう問題が発生しているわけなので、今後さらなる影響があると予想されています。
現段階でネットワーク機器メーカーも影響を受けていると聞きます。
しばらくは導入する際は納期などに注意する必要がありそうです。
個人的にはノートPCの買い替えを考えており、今年発売されるという噂のMacbookAirの新型を狙っています。
影響しないといいな。。
「Emotet」の感染拡大を止められない理由
猛威を振るっているEmotetですが、月に1件ぐらいはどこかの企業が感染したというニュースを目にします。
Emotetは結局Officeソフトのマクロを有効化しなければよい話であって、一番有効な方法は社員教育だと考えます。
二番目に有効な方法は、セキュリティ製品の導入だと考えます。
ただこの2点は費用対効果が見えにくいポイントかと思いますので、どれだけ投資できるかは被害を受けてからでないと実感できないと思います。
なので、しばらくは猛威をふるいそうですね。
トラブルからの脱出
今回のトラブルはOSのバージョンに起因する内容でした。
切り分け方法や追求の仕方にさすがNOSさんと思わせてくれる内容でした。
ためになった内容としては、Windows10はTLS1.2で失敗した場合はTLS1.1→1.0とリトライを行い、Windows11はTLS1.2で失敗したらリトライは行わないという点です。
企業の多くはWindows10を使用しているかと思いますが、あと数年するとWindows11が主流になるかと思います。
いつかこの知識を使うトラブルにあたりそう。。
日経NETWORK 2022年4月号の感想
2022年4月号の読み応えは普通という印象でした。
メイントピックの『基礎から学ぶTCP/IP』と『MACアドレス14の謎』はネットワーク初心者の方には非常におすすめの内容ですが、中級者以上には知っているよという内容だったかと思います。
他の上記に記載したようなトピックは読み応えがありましたので、総じて普通という感じでした。
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