どうも社内ニートです。
世間を騒がせているコロナウイルスですが、
ネットワーク業界への影響をまとめてみました。
イベントへの影響
コロナウイルスの感染拡大を防ぐため様々なイベントが中止になっています。
ネットワーク関連のイベントも続々と中止になっています。
特にInteropは毎年楽しみにているので非常に残念です。
MWC中止(2020年2月開催予定)
MWCは世界最大のキャリア展示会です。
昨年はSamsungやHuaweiから折り畳みスマホが発表され話題になりました。
今年のテーマは5Gになるだろうと注目を浴びていましたが、
出展企業が相次いで参加見送りをし、安全性を考慮した結果中止になりました。
Interop中止（2020年4月開催予定）
日本最大のIT・ネットワーク業界の展示会です。
通年6月頃に開催されていましたが、東京オリンピックの影響でことしは4月開催に変更になっていました。
出展企業の混乱を避けるためや安全性を考量した結果中止になりました。
中止の発表をしたのがかなり早い印象でした。
無理にギリギリまで判断を伸ばすことなく、中止の決断をしたのはいいことだと思います。
AWSサミット TOKYO中止（2020年5月開催予定）
AWS単独の展示会イベントです。
5月開催予定でしたが、コロナウイルスの影響により中止となりました。
2020年6月末に大阪で開催予定のAWSサミットはまだ開催予定とのことです。
資格
コロナウイルスは資格にも影響を及ぼしています。
令和2年度春季 情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 中止
いわゆる基本情報や応用情報です。これらの試験の中止が発表されました。
すでに申し込んだ方への返金方法は検討中とのことです。
また、高度情報技術者試験の午前Ⅰの免除期間の延長措置も取られるとのことです。
中止という判断は正しいと思います。
データベーススペシャリスト等春試験でしか行われない試験もあると思いますので、
秋に開催するとか救済措置は欲しいところです。
Cisco認定資格
Cisco認定資格はコロナウイルスへの対策を頻繁に行っています。
CCIEラボ試験改定延期
まずは北京・香港のラボ試験会場が閉鎖になったことにより、
2/26→4/27にCCIEラボ試験のみ改定時期が延期になりました。
CCIEラボ試験会場閉鎖
次に発表されたのは3/16より全世界のCCIEラボ試験会場を閉鎖とすることです。
閉鎖解除時期は未定となっており、3/30現在はCCIEラボ試験を受験することができなくなっています。
CCIEラボ試験の改定時期は4/27からと変更ありませんので、
現在の情勢ですと現行試験を受験することはかなり難しそうですね。
Cisco認定資格6カ月間の有効期限の延長
現在有効なCisco認定資格を持つ方の有効期限が6カ月延長されました。
2020年3月16日時点で有効な方、全員が対象となるようです。
2020年3月24日に発表され2週間以内にトラッキングサイトへ反映するとのことです。
LPIC有効期限の延長
2020年2月～2020年4月に有効期限が切れる方は2か月間有効期限が延長されます。
LPICとLinuCで対応措置が異なるので注意してください。
LinuC有効期限の延長
2020年3月1日～2020年4月30日の認定期限の方は2020年5月1日に有効期限が延長されます。
LPICとLinuCで対応措置が異なるので注意してください。
その他
3/30現在日本国内のテストセンターは閉鎖されていませんので、
Cisco認定資格（CCNA、CCNP、etc）やLPIC、LinuCを受験することが可能となっています。
受験する際は感染予防対策でマスクの着用や消毒、
体調が悪い場合は日程変更するなどの自己防衛対策を行うようにしましょう。
まとめ
イベント
- MWC中止
- Interop中止
- AWSサミット TOKYO中止
資格
- 令和2年度情報処理技術者試験
- Cisco認定資格
- CCIEラボ試験の改定日を4/27延期
- CCIEラボ試験会場3/16より閉鎖
- Cisco認定資格の有効期限6カ月延長
- LPIC有効期限の延長
- LinuC有効期限の延長
コロナウイルスの影響はネットワーク業界にも大きな影響を与えています。
今は在宅勤務やテレワークが利用可能な場合は利用して、土日も外出を自粛しましょう。
通勤時間や外出しない分時間が増えると思いますので、
自己研鑽に充ててスキルアップを目指しましょう。
