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【エンジニア就職・転職】大企業のイイところ・ダメなところ

キャリア・転職
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どうも社内ニートです。

私は現在社会人歴6年目(2019年度現在)で、ネットワークエンジニアをやっています。
社会人5年目(2018年度)に大企業の子会社から、東証一部企業に転職をしました。
大企業で約2年間仕事をしてみて感じたいいところとダメなところをご紹介していきます。
大企業に入社したい、入社しようかと迷っている方は是非参考にしてください。

大企業にイイところ

大企業に入社して感じたイイところは4点あります。

  • 給料が高い
  • 福利厚生が手厚い
  • 新しい取り組みを採用する
  • 予算が潤沢で好きな事ができる

給料が高い

大企業は給料が高いです。
どのくらい高いかは全国平均や東京都の平均と比較するとわかりやすいです。

全国20代後半
東京都20代後半
大企業の子会社(前職)
大企業(現職)
393万円
431万円
500万円
650万円

私は現在27歳で、2019年の年収は650万円でした。
IT・情報通信業界は年収が比較的高いので単純比較とはなりませんが、
全国平均や東京都の平均年収と比較してもかなり高い事がわかります。
前職の大企業の子会社では500万円でしたので+150万円も違います。

福利厚生が手厚い

大企業は福利厚生が手厚いです。
年休の他に夏季休暇のような特別休暇があります。
これらの休暇を取ることは強制で、
申請すれば確実に年休や特別休暇を取得する事ができます。

逆に取得しなかったり、期限内に年休や特別休暇を使い切らないと注意を受けます。
残業に関してもサービス残業はなく、
1分や5分、10分単位で残業を申請する事ができます。
その他にも、有名なところではカフェテリアプランや、
Benfitといった福利厚生サービスがあったり、
資格を取得すると合格祝い金が貰えたり、研修の制度、
英語学習の支援制度で英会話を無料・割引で受講できたりします。

新しい取り組みを採用する

大企業は新しい取り組みをすぐに採用します。
新しい取り組みとは、

  • テレワーク(在宅勤務)
  • サテライト勤務
  • プレミアムフライデー
  • フレックス勤務
  • 裁量労働制

特にプレミアムフライデーや東京オリンピックに向けてのテレワークデイズのような、
政府主導の制度・仕組みはすぐに採用される傾向があります。
また、台風や大雨の場合はすぐに退社命令が出たりします。

予算が潤沢で好きな事ができる

大企業は予算が潤沢です。
何百万円や何千万円もする機器を購入する事もできますし、
必要な部材もすぐに購入する事ができます。
自分の裁量で仕事を決める事ができるので、
やろうと思えば好きな仕事をする事ができます。

大企業のダメなところ

大企業に入社して感じたダメなところは2つあります。

  • 安定志向・年控序列
  • 大企業では技術を学べない

安定志向・年功序列

大企業で働いている方の多くは安定志向の方が多いです。
安定志向とは『大企業に入社すること=ゴール』と考えている方です。
大企業であれば、よほどの事がない限りリストラされることはないでしょうから、
入社さえできれば一生安泰です。
それを理由に一切自己研鑽をしない方が多いです。
また、大企業の多くは年功序列です。
年齢を重ねれば、勝手に役職が付き、年収が上がっていきます。
安定志向と年功序列が組み合わさると、
資格もスキルも何も持っていないし、仕事もできない、
大手商社で言われているウィンドウズ2000と呼ばれるような、
仕事をしない窓際族だけど、年収が高いという方々が出来上がります。
近年は終身雇用制度も崩れ始めて、
40代・50代の方々の早期退職を募集する企業も増えてきているので、
改善の方向には向かっているものの、
まだまだこの安定志向+年功序列の文化が染み付いています。

大企業では技術を学べない

大企業の仕事だけでは技術を学ぶことはできません。
大企業の多くは調整屋さんです。
技術を知らなくても調整の業務は誰でもできるので、
自分は仕事ができて技術も分かっている気になってしまいます。
その企業内では価値は高まるかもしれませんが、
外に一歩踏み出して見ると全く価値がない人間となります。

丸投げ体質

大企業の多くは技術に関しては丸投げ体質な場合が多いです。
技術の強い派遣社員や請負社員を雇っていたり、
下請けの会社にお金を払ってやってもらっているケースが多いです。
ネットワークやサーバのインフラエンジニアの場合は
実際にネットワーク機器を設定できたり、サーバを構築できる社員はわずかです。
Web系エンジニアのようにサービス開発の場合でも実際にコードがかける社員はほとんどいません。
ほとんどの社員は概念は知っているけど、手を動かすことはできないという場合が多いです。

大企業に入社すべきか

大企業に入社すべきかと聞かれたら、私は大企業に入社すべきだと答えます。
安定志向で意識が低い方が多かったり、技術を学べないのですが、
制度や予算は整っていますので、それを活かすも殺すも自分次第です。
大企業の制度・予算を使い倒す事ができれば、最高の環境となります。

ベンチャー・スタートアップ企業

大企業の対向として悩む企業としては、ベンチャー・スタートアップ企業があります。
やりがいや技術力の向上を求めるのであれば、圧倒的にベンチャー・スタートアップ企業をオススメします。
ただし、大企業からベンチャー・スタートアップ企業に転職することは容易です。
一方で、ベンチャー・スタートアップ企業から大企業へ転職することは難しいです。
大企業に就職・転職できるチャンスがあるのであれば、大企業を経験してからでも遅くありません。

中小企業

中小企業と大企業では、圧倒的に大企業をオススメします。
正直比較対象にすらなりません。
新卒や転職で大企業を狙えない方は、大企業の子会社を狙うことをオススメします。
まずは大企業の子会社に入社し、次の転職で大企業を狙う事ができます。

大企業での過ごし方

大企業での過ごし方で重要なことは2点です。
1点目は自分の市場価値を意識して仕事、自己研鑽をしてください。
他の会社でも役立つ知識・スキル・資格を身につけているかを意識してください。
2点目は自分の熱を高く持ち続ける事です。
大企業は何もしなくても、高収入が得られるぬるま湯です。
熱は高いところから、低いところへ移動してしまいます。
入社当時は高かった熱も、数年経てばぬるくなっているかもしれません。
ぬるま湯にいることを忘れずに、自分の熱を高く持ち続けてください。

まとめ

大企業に入社できるチャンスがあるなら入社すべきです。

  • 給料が高い
  • 福利厚生が手厚い
  • 新しい取り組みを採用する
  • 予算が潤沢で好きな事ができる

というイイところがある反面、

  • 安定志向・年控序列
  • 大企業では技術を学べない

というダメなところもあります。
ですが、自分の過ごし方一つで最高の環境になりますので、
是非大企業を目指して就職・転職活動に取り組んでください。

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